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旧平磯水底線陸揚室

旧平磯水底線陸揚室

(登録有形文化財)

平磯地区と釜木地区のほぼ中間から急斜面を下った小浜(通称:ゴンドウ)に花崗岩で石積みされた台地上にコンクリート造りの平屋の建物があります。この建物は対岸(九州)から海底ケーブルを陸揚げする施設で昭和2年(1927年)3月、佐賀関町志生木と平磯間 44.2km をつなぐために設置されました。当時電話による通信は有線以外に方法はなく、海を隔てた対岸(九州・本州)の通信はこの海底ケーブルの普及によって急速に発達しました。小さな建物ですが入口のアーチや窓枠のタイル張り、スタッコ壁などの当時のモダニズム(現代風)が巧みに表現されています。

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