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五輪塔

五輪塔

(町指定有形文化財)

五輪塔とは、仏教でいう宇宙の構成要素を表したもので、上から順に、空輪、風輪、火輪、水輪、地輪が積み重なり、供養塔婆として平安後期ごろからみられます。浦安の妙楽寺の境内にある五輪塔数基があります。 ひときわ大きい花崗岩製の2基は、向かって右が寛永13年(1636年)に亡くなった近江国 長浜城主 佐々木六角承禎の曾孫で、佐々木六郎左衛門源義行(戒名:本登清覚禅定門)、左が寛文2年(1662年)に亡くなった妻 タノ(戒名:清宥妙森禅定尼)のものです。明確な記年名と戒名を記した五輪塔としては貴重な石造物です。

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