伽藍山展望台

3つの海を臨むパノラマビュー

「よいよ高い山」と覚えられる、414mの伽藍山は伊方町内で一番高い山です。360度見渡せる展望台からは、天気が良ければ灯台の先端や九州地方だけでなく、山口県や広島県も見渡すことができます。展望台横にある大きな井戸のような丸い穴は、第二次世界大戦中、全国各地に設置された防空監視哨音壕跡です。その中に人が入り、敵機来襲の爆音を感知し、警察に報告していました。円筒形の壕の形状が崩れもなく、原形をとどめた姿で残っているものは全国的にも珍しく、当時の様子を知ることができる貴重な歴史遺産です。

さだみさきで一番高い山!

伽藍山は、佐田岬半島で一番高い山(標高413.6m)で、頂上にある展望台からは、九州‚四国の山々が眼下に見られます。春には桜が咲き競う桜の名所としても知られています。また、石仏や洞窟が多くあり、ミニ四国33ヶ所、ミニ四国88ヶ所などが開かれており、伽藍山という名の通り信仰の山として知られています。 山野草や、野鳥が多く飛び交う自然豊かな山です。